学科Q&A

入学試験について

【全般】

Q1 実技試験の前に音出しや指ならしをしてコンディションを整えることはできますか?

A1 はい。声楽・管楽器は広い控え室で、自由に発声練習や音出しをしてウォーミングアップをすることができます。ピアノは個人練習室で10~15分間練習をすることができます。

【ピアノ】

Q1 ピアノ実技のA群、B群の曲ですが、演奏する順番は決まっていますか? また、曲は最後まで演奏するのでしょうか?

A1 A群→B群の順で演奏していただきます。演奏は試験時間の都合により途中で切ることがありますが、審査に影響はありません。

【声楽】

Q1 実技試験でのピアノの伴奏者は受験者が各自で手配するのでしょうか?

A1 いいえ。大学の専属の伴奏者がピアノ伴奏を務めます。

Q2 自分の歌いやすいテンポで歌いたいのですが、テンポを指定することはできますか?

A2 歌い始める前に自分の歌いやすいテンポを伴奏者に指示することもできますし、歌い始めてからでも一旦演奏を止めて伴奏者に「もう少し速く(遅く)お願いします。」といった希望を出すことができます。

【管楽器】

Q1 試験曲での『任意のエチュードまたは楽曲』とは、どれくらいのレベルの曲でしょうか?

A1 ご自身の音楽性や演奏技術を最大限発揮できる曲で、全国にある音楽大学の課題曲も参考にしてください。ただし、あまりに低難度の曲を演奏されますと審査に影響を及ぼすことがあります。

Q2 演奏時間や曲数の制限はありますか?

A2 曲数の制限はありませんが、時間は5分程度となっています。その時間を大きく超えた場合、試験官が演奏を止めますが審査に影響はありません。

カリキュラム・授業について

【全般】

Q1 私は高校の音楽課程ではないのですが、授業についていけるでしょうか?

A1 大丈夫です。『音楽理論』『ソルフェージュ』の授業は入学後にレベルチェックテストがあり基礎クラスと実践クラスに分かれて履修します。基礎クラスでは音楽理論の基礎からしっかり学ぶことができます。また、『音楽史』も初めて勉強する人たちのために『音楽史入門』という科目を設けています。実技レッスンは個人指導ですので、その人のレベルに合わせた指導を受けることができます。

Q2 プログラムを1つに決めることができません。

A2 音楽芸術学科で用意されている3つのプログラムは、「この進路を目指すならこの科目を履修しておくといい」という「進路に応じた履修モデル」ですから、原則としてすべてのプログラムの科目を履修することができます(一部の科目には履修上の条件があります)。また、プログラムの中から自分に必要な科目だけをピックアップして履修することもできます。

Q3 副科声楽、副科ピアノレッスンについて教えてください。

A3 副科声楽のレッスンはグループや個人で受けられる科目が開設されています。副科ピアノレッスンは個人レッスン(22分)で1年間行われます。

Q4 ヤマハグレードを取得したいと考えていますが、大学のグレード関連の授業を履修すればグレードが取得できるということでしょうか?

A4 グレードの取得を目指す授業を履修しただけではグレードは取得することはできません。授業で身につけたことを土台として、ヤマハ音楽振興会が行っているグレード試験を受験し、合格しなければなりません。

【ピアノ】

Q1 ピアノの個人レッスンの担当教員は希望通りになりますか?

A1 原則的に入学後のアンケートで希望調査をして調整していますが、希望通りにならない場合もあります。

Q2 ピアノはどのメーカーのものが使われるのでしょうか?

A2 レッスンでは主にヤマハC7Xが使用され、カワイのSHIGERU KAWAIモデルが入っているレッスン室もあります。練習室は主にヤマハC7を使用しています。音楽ホールにはスタインウェイ、ヤマハのフルコンサートモデルが備えられており、ランドルフ講堂はスタインウェイのフルコンサートモデルが備えられています。

【声楽】

Q1 声楽コースでは個人レッスンの他にどのような実技系授業がありますか?

A1 合唱はもちろん『声楽アンサンブル』や『オペラ演習』などの授業があり、さまざまな作曲家の重唱曲や宗教曲、またオペラのシーンをとりあげ、小道具や演技をつけての実践もしています。また「訪問演奏プロジェクト」という科目も開設され、実際に高齢者施設や病院、幼稚園などに趣き、演奏ボランティアを多く行っています。

【管楽器】

Q1 『管楽アンサンブル』と『室内アンサンブル』の授業内容の違いは何ですか?

A1 『管楽アンサンブル』は管楽器のみのアンサンブルで、大人数のアンサンブルでの演奏上の技術や知識を学びます。オーケストラやピアノ曲、オルガン曲など様々な楽曲を授業用に編曲した楽譜を用いて学習します。
それに対し『室内アンサンブル』は事前のオーディション合格者がピアノを交えた管楽器アンサンブルを行う授業です。

大学主催の演奏会、学外のコンクールについて

Q1 音楽芸術学科ではどのような演奏の機会がありますか?

A1 例えば音楽芸術学科の代表的なコンサートである定期演奏会には、学年・コースを問わず、数多くの学生がステージに立ちます(但しオーディション合格者)。また『ガラ・コンサート』では、選抜された学生がセントラル愛知交響楽団とコンチェルトやアリアなどを協演します。在学中にプロのオーケストラと協演の機会が得られるのは、他では類を見ない金城学院大学・音楽芸術学科ならではといえます。
その他にも、音楽芸術学科ホームページで紹介されている施設への慰問コンサートや、子どものためのコンサート、地域団体との提携によるクリスマスコンサート等、音楽芸術学科の学生は毎年、学内外の多くのコンサートに出演しています。

Q2 大学に進学したらコンクールにチャレンジしたいのですが。

A2 音楽芸術学科の学生は毎年積極的に様々なコンクールに挑戦し立派な成果をあげています。ほんの一例ですが、ショパン国際コンクール in ASIA 、日本クラシック音楽コンクール、ピアノ教育連盟オーディション、日本演奏家コンクール、ヨーロッパ国際ピアノコンクール、ピティナピアノコンペティション、大阪国際音楽コンクール、岐阜国際音楽祭コンクールなど、全国規模のコンクールで毎年全国大会上位入賞を果たしております。音楽芸術学科は貴女のチャレンジを応援します。

卒業後の進路について

Q1 音楽芸術学科の卒業生はどんなところに就職していますか?

A1 中学や高校の音楽の先生(教諭や非常勤講師)、楽器店やピアノ教室のピアノの先生、ヤマハシステム講師など、音楽を生かした仕事に就く人が多いですが、伝統ある総合大学の手厚い就職サポートと社会的信用を生かして、一部上場企業の一般職に就職する学生もたくさんいます。


大学では中高の教員免許を取得できますが、小学校の教諭*や、小学校の音楽の非常勤講師をしている卒業生も多いです。

*小学校の教諭となる場合は、本学の他学部履修や卒業後に通信教育などで小学校免許を取得する必要があります。

その他(設備使用など)

Q1 大学の練習室の使用可能な時間帯を教えてください。

A1 午前8時から午後8時(退出完了)までで、予約制での使用となります。

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